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【ステーキに合う副菜5選】簡単で美味しい!映える付け合わせの選び方

ステーキと副菜の関係は、まるでメインボーカルとコーラスのようなもの。
肉の旨味や脂の甘みに対して、野菜が彩り・酸味・香ばしさ・口直しを担うことで、皿の中にメリハリが生まれます。

しかも、副菜があることで盛り付けの立体感・彩度がアップし、視覚的な満足感もプラス。
本記事では、ステーキに合うおススメの副菜をご紹介します。

 

プロが選ぶ、ステーキに合う映え副菜5選

 

1. エシャロットのロースト

フランス料理の定番でもあるエシャロットは、玉ねぎと比較して、焼くことで驚くほど甘く、香り高くなります。皮ごとローストして、スプーンでとろりとすくってお召し上がりください。
赤身ステーキの引き立て役として抜群の存在感です。

調理例:
皮つきのまま180℃のオーブンで20分ほど。
仕上げに塩とオリーブオイルをひとまわし。

余談ですが、似た野菜で「エシャレット」というものがあります。今回おススメしているエシャロットはあまりスーパーでは売っていないため、八百屋ではなく、スーパーで探すと、店員さんもわかっていないことが多く、「エシャレット」を案内されることがあります。ただ、これは名前が似ているだけで風味は全く異なる為、ご注意ください。実際に著者は初めてシャロットを探していた際にエシャレットを買わされたことがあります。

 

2. 人参のバターグラッセ

何やら難しいカタカナですが、その調理はシンプルでつやを食べ物にまとわせる調理方法のこと。特に人参を使用すると、オレンジの発色が皿を華やかにしながら、やさしい甘さが口の中をなめらかに整えてくれます。
特にトリュフソースや濃厚なソースとの相性は格別

調理例:
縦長にカットした人参を、バター・ハチミツ・白ワインで軽く煮詰めて。

 

3. ロマネスコのソテー

たまにスーパーでも見かける、まるでアートのような幾何学的フォルムが映えるロマネスコ。ブロッコリーやカリフラワーでも代用可能ですが、カリフラワーはやや粉っぽく、ブロッコリーは青臭さが強い一方、ロマネスコは味の主張が控えめで、ほのかな甘みとナッツのような香ばしさがあり、肉の味を邪魔せず引き立てる名脇役なので著者は重宝しております。

特に脂の多い霜降り肉と合わせる時には、青野菜らしい香りと噛み応えが、脂をきれいに受け止めてくれます。

調理例:
塩茹で→冷水で色止め→オリーブオイルと塩だけでシンプルにソテー。

 

4. ポルチーニ or エリンギのソテー

旨味の相乗効果を狙うなら、きのこは外せません。MARBLANCでは旨味をグルタミン酸とイノシン酸とグアニル酸の掛け合わせと捉えていますが、キノコにはお肉では補いきれないグアニル酸を多く含まれています。

日本の繊細なキノコと比較すると、土っぽさを感じる濃厚で芳醇な香りな「森の香り」が漂い、肉の旨味に奥行きを与える効果があります。

香りがけっこう強いため、フィレ肉のような繊細なお肉にはあまりおススメできませんがドライエイジングされた熟成肉と一緒に食べたときの“深み”の出方は、驚くほど。

調理例:
バターとニンニクでじっくりソテー。仕上げにほんの少しトリュフソースを。

 

5. 黄パプリカのグリル

鮮やかな黄色が、赤いお肉をより一層引き立てる名脇役。
高温で焼き上げたパプリカは、ほろ苦さと甘さが共存する大人の味わいに。

調理例:
魚焼きグリルまたは直火で焦げ目をつける。塩をふるだけで十分。

 

副菜が整えば、肉の味わいはもっと際立つ。

料理は足し算ではなく、バランスの引き算
副菜が完成すると、ステーキの味にリズムが生まれます。

MARBLANCの赤身ステーキやフィレ肉は、素材そのものの力で勝負できるお肉。
そこに、今日紹介したような副菜を添えるだけで、食卓の空気まで変わります。

 

今日の食卓に、“小さな主役”を。

「お肉が美味しかったね」
「盛り付けが素敵だったね」
その一言のために、ひと手間かけた副菜を。

 

MARBLANCのステーキと一緒に、特別な夜を演出してみませんか?